こんにちは、沖縄市のプログラミング教室「AiD IT.KIDS(エイド)」のミチノリです。今日も子供たちと一緒にプログラミング教室をやっています。エイドでは、様々な教材を使います。

子供向けプログラミング言語として人気の高いScratch(スクラッチ)を使ったり、レゴエデュケーションWedo2.0(プログラミング専用)を使ったり、プログラミング用ロボットmBotを使ったりと、実に様々なのですが、時には知育玩具やゲームを皆で楽しんだりもします。
 
大人のプログラミング学習では、実践的かつ、より専門的な知識や考え方を身につける事を最優先にすべきだと思いますが、小学生のプログラミング学習では「楽しい体験と経験」も大切にしても良いのかなと思っています。もちろんプログラミングの基本的な知識や考え方を身につける事を優先にしつつ、でも並行して「遊びの中で得られる刺激」を受ける経験もして欲しいです。

遊ぶ「楽しさ」の中から新しい発見をしてもらいたいです。もちろん、ただゲームをしたり、何も考えずに遊ぶのではありません!エイドでは、必ず「頭を使って考える」をテーマに遊んでいます。

今回、授業で遊んでみたのは「おばけキャッチ」というゲームです。
 
■おばけキャッチとは?
こちらの商品はZoch社 / Jaques Zeimet作のボードゲームです。 メビウスゲームズ社製の日本語版パッケージで 日本語説明書付きです。 ■プレイ人数:2-8人 ■対象年齢:8歳以上 ■プレイ時間:20-30分 このゲームは、反射神経ゲームです。 山札の一番上のカードを1枚表にして、対応するコマを素早く取った人がカードを獲得できます。

 白いおばけ、青い本、赤い椅子、緑の瓶、灰色のネズミの5つのコマがあり、めくられたカードに描かれている絵を見て、瞬時に条件を判断をし、そのカードの絵から導きだされるコマを取るゲームです。

詳細なルールを文字だけで説明するのは難しいので、詳しいルールを知りたい方はこちらの動画をご覧ください!

 

エイドでは、あえて10分~20分程度でプレイが終了する「頭を使うゲーム」をやっています。プレイ時間が長過ぎるゲームだと、ルールが複雑で理解できない子もいますので、ほどよく全員がしっかりとルール説明の話を聞けて遊べるゲームを選んでいます。

少しだけ余談になりますが、プログラミング学習を進めていく上で大切な事の一つは「ルールや条件をきちんと理解して守る事」です。ビジネス的に言えば「仕様を守る」でしょうか。定期的に新しいゲームをする事で、自然と「新しいルールを理解して覚える力」も身につくように感じます。

 

話が長くなりましたが、早速皆でおばけキャッチを楽しんでみました。おばけキャッチは小学1年生でも何度かやっていればルールを理解して遊べるようになります。高学年同士で対決をすると、恐ろしい反射速度でコマを取っていくので僕らも容易には勝てませんし、普通に負けてしまいます。笑
 

おばけキャッチは、カードとコマを使ったゲームなので、ゲーム中に会話が無くてもプレイする事が出来ます。エイドでは英語のみ(英会話)で授業を行うクラスもあります。日本語クラスと英語クラスの子供たちが混ざっても一緒に遊べるのも良い点だなと思います。

 
一言でプログラミング学習と言っても、その方法は様々です。特に幼稚園生や小学生から始めるプログラミング学習の世界では決められたルールや固定された学習方法は無いと思います。インターネットやWEBの世界と同様に、プログラミング学習でも、まず「好き」や「楽しい」をきっかけとして学習を進めていく方が良いと思います。
 
今後も色んな「頭を使うゲーム」を学習に取り入れながら楽しんでいきたいと思います!