こんにちは、沖縄市のプログラミング教室「AID IT.KIDS(エイド)」のミチノリです。今日は子供向けプログラミング学習教材として人気の高いLEGO Education(レゴエデュケーション)Wedo2.0について書きたいと思います。

レゴエデュケーションWedo2.0は、組み立てた後にタブレット端末とレゴ本体をBluetooth接続をする事で、専用アプリを通じてプログラミングが出来ます。

レゴを使って自分が作ったロボットが動くのは、とても楽しい経験だと思います。

 

エイドでは、プログラミングの基本的なルールや概念を学習するために、Scratch(スクラッチ)を使った学習を基本としていますが、レゴを使った学習もしますし、mBot(プログラミング学習用のロボット)も使いますし、その他様々なパズルゲームや知育玩具も取り入れています。幼稚園生や小学生から始めるプログラミング学習には、決まった形が無いと思います。子供たちの個性や適正に合わせて、プログラミング学習用の教材も柔軟に自由に変わるべきだと思います。

一つの型にはめるのではなく、ITやWEBの世界が自由な事と同様に、子供によって異なる方向性に合わせて、プログラミングやコンピュータに通ずる何かしらの知識と経験を積み重ねて、能力が伸ばせるように日々考え続けています。興味を持ち、楽しいと感じてもらえる事が、何よりの学習経験だと思います。

 

レゴを使ったプログラミング学習も、とても良いと思います。アプリを使いマニュアルを読みながら、自分自身できちんと仕様に沿ったロボットを作り上げ、かつ、その後にプログラミングを行いロボットを動かしていきます。

きちんとアプリで説明書を読み、指定のロボットを自ら作り上げるという事が、そもそも凄いですよね。完成したロボットに動き方の命令を与える。まさにそれこそがプログラミングです。僕らが小学生の頃にはガンダムのプラモデルがありました。でも、プラモデルは設計図通りに作り終わったら、そこから動くことはありません。あとは見た目をカスタマイズして展示をするだけです。

 2020年の小学生は、自分で作ったロボットを自由にプログラミングをして動かす事が出来る時代を生きています。超凄いですよね。

 

LEGOエデュケーションWedo2.0では、2つの学習キットを使って、それぞれが同じロボットを作って、それを組み合わせる事で力を合わせて共同でプログラミング学習をする事が出来ます。今回の授業でも、2つのロボットを使って学習をしてみました。

一つのロボットでは、動かしづらい物体を、2つのロボットを組み合わせる事で、スムーズに動かせるようになります。プログラミングの世界では、1人だけでプログラムを考える事もありますが、特に仕事においては基本的に多くの人と一緒に物事を考えて、共同でプログラミングをするケースの方が多いと思います。流石に小学生の時点で、複数名で行うプログラミングの重要性までは理解は出来なくてもいいと思いますが、1人ではなく、みんなでワイワイと遊びながら学習が出来る経験も大切だなと考えています。

2つのロボットを組み合わせた後に、実際にプログラムを組んで動かしている様子を撮影してみました。とても楽しかったです。
 
小学生から始めるプログラミング学習では、非常に多くの学習教材がありますが、LEGO Education(レゴエデュケーション)Wedo2.0は、その中でもトップクラスの教材だと思います。エイドではレゴエデュケーションを使ったプログラミング学習を専門にはしていないので、あくまでも総合的に行っているプログラミング学習の中の一つではありますが、今後もカリキュラムの一つとして、授業の中に取り入れていきたいと考えています。

 やはり自分で組み立てたロボットを動かすことが出来るのは、とにかく楽しいですよね!

子供たち以上に自分自身でも、レゴを使ったプログラミング学習について、改めて理解を深めたいと思いました。