こんにちは、沖縄市のプログラミング教室「エイド」のミチノリです。毎日、子どもたちがいかに飽きずに楽しくプログラミング学習を続けられるかを考えながら、四苦八苦しています。

小学生のプログラミング学習といえば、Scratch(スクラッチ)を使った学習が一般的になってはいますが、子どもたちのプログラミング学習教材においては「ベターはあっても、ベストはありません。

子どもたちは、すぐに飽きます。もちろん、Scratchにハマって、コツコツと継続し続ける生徒もいますが、子どもたちの中には「学習」をしているというよりは、「遊んでいる」という感覚が強いので楽しさを求めるがあまり、すぐに飽きてしまう子もいます。

子供向けプログラミング学習では学習教材となりえるモノの種類は豊富です。パソコンやアプリ使ったサービスや言語に加えて、知育玩具も豊富です。超たくさんあります。

その中でも代表的なプログラミング言語となっているのがScratch(スクラッチ)ですが、それなりに難しさもあります。大人ですらある程度のレベルまで習得するには時間がかかると思います。

子供向けプログラミング学習の世界では、常に新しく、かつ、いかに楽しく!飽きのこない世界で遊びながら学習をし続けられるかが重要だと思います。

そこで、今週は「hackforplay」というゲームをハック(改造や書き換え)したり、自分自身でオリジナルのゲームを作って遊べるサービスを皆で利用してみました。

Hackforplayでは、You Tubeを使って遊び方を紹介しています。動画で操作方法が理解出来るので、とても便利ですが子どもたちの中には「そもそも説明書を読む事が出来ない。」子もいます。

You Tube動画にして分かりやすく説明をしてくれているのにも関わらず「説明書を読むのが面倒臭い」という意識が働くのが、おおよその理由です。様々なゲームやアプリケーションが「直感的」に利用が出来るのが前提になっているので、説明書を読み込んで理解を深めてからスタートをするという感覚が希薄なのかもしれません。

ですので、

「説明書や使い方の説明は、極めて重要だから、まずは使い方を理解しようねー!」

という所から学習はスタートします。

プログラミングだけでなく、ITやWEBの世界は常に自由です。自由であるからこそ、その分、様々なマナーや基本的なルールや考え方を最初にしっかりと頭にいれておく事が必須です。

ゲーム的に言えば「自分で調べる力」と「継続できる力」ほど重要なスキルは無いと思うので、子どもたちには「ただ言われた事を惰性的に学ぶ」のではなく、自分自身で「考える事」の大切さを伝えています。

 

Hackforplayも、子供向けプログラミング学習教材として、とても楽しいサービスでした。学年が低すぎると理解をする事が難しいと思いますが、小学3年生以上であれば理解出来ると思います。大人が学習をするのにも良いと思いました。

今後も様々な学習教材を試しながら、沖縄の子どもたちが楽しく飽きのこないプログラミング学習を続けていけるように頑張りたいと思います。

 

・Hackforplay

https://www.hackforplay.xyz/