こんにちは、AID IT KIDSのミチノリです。今日はクイズを作るプログラムと、そこから感じられる事について書きたいと思います。Scratch(スクラッチ)に用意されているスクリプトの中には、「○○と聞いて待つ」というプログラムのブロックがあります。このブロックを使うと、画面上に文字入力フォームが表示されて、入力された値を「答え」として扱う事が出来ます。

まずはデータから変数を作り、クイズを考えて、その答えを登録します。その後に「○○と聞いて待つ」のブロックを用いて、ユーザーに対してクイズを出題します。

ユーザーが入力した値(クイズの答え)と、予め設定をした答えが<答え = 答え>であるかどうかを判断していきます。プログラムとしてはシンプルな内容ですが、変数に入れた値と、ユーザーの入力した値が完全に一致している必要があり、クイズの出し方にも工夫が必要です。(全角と半角、ひらがなと漢字の違い等)

今回の学習の目的としては、データの変数を設定し、ユーザーが入力した値との違いを判断しながら処理していく事を覚えてもらう事を目的としていますが、プログラミング教室には、同世代の子供達が集まっているので、「考えたクイズをお友達同士で試してみようね!」という条件が加わることで、プログラミング学習に加えて「いかに自分の考えたクイズで皆が楽しんでくれるか?」という意識も芽生えるので、一気に授業が盛り上がります。

クイズの考え方も、十人十色で全く異なるので、見ている僕らも感心させられる場面が多々あります。今後、子供たちの個性を見たい時には、クイズを考えてもらうのも方法の1つとして良い事だなと思いました。

プログラミング学習では、定めているカリキュラムに沿って、様々な概念や考え方を子供たちに身に付けていって欲しいと考えています。エイドは少人数制のプログラミング教室ですが、何名かのお友達同士で集まって学習を行っているので、授業を通じて同時にコミュニケーションを図れるようにも意識をしています。

今後も通っている子供たちが、より楽しみながらプログラミング学習が出来るように工夫をしていきたいと思います。