こんにちは、AID IT KIDSのミチノリです。子供達と一緒に日々、Scratch(スクラッチ)やmBot等を活用しながらプログラミング学習を続けていますが、パソコンを使って学習を続けていく上で大切な技術である「タイピング」の練習も継続しながら行っています。

 

エイドへと入塾頂いた子供達のほとんどは、スマートフォンやタブレットには慣れ親しんでおり、その操作方法は教える必要はあまりありませんが、キーボードを使った文字入力に関しては不慣れな子が多いのが現状です。(小学1年生でもある程度使いこなせるスマートフォン(特にiPhone)のUI設計はホントに凄いなーと感じる日々です)

 

Scratch(スクラッチ)を使ったプログラミング学習では、マウスを使ってプログラムのブロックを組み合わせてアルゴリズムを作るのでタイピングが出来なくてもプログラミング学習を行う事は可能ですが、データの変数を作成したり、ゲーム内で使用するセリフを入力したりと、プログラミングへの理解が深まる事と比例して、文字入力を行う機会が多々あります。

 

タイピングの習得は、徹底した反復練習にあります。2文字、3文字と入力する単語を増やしていきながら、少しずつ長文の文章入力へと移行していきます。

 

少し昔話になりますが、私が大学に入学しコンピュータやプログラミングの学習をスタートしたときに最初に習得するように教えて貰ったのはタイピングです。十何年も昔の事ですが、今だにミカタイプ(タイピングのソフト)を使って必死にタイピングの練習をしていたのを覚えています。タイピングの速度が一定のレベルを超えないと単位が貰えなかったんですよね笑。

 

ブラインドタッチを覚えてタイピングの速度が上がっていくことで、パソコンの操作は非常に速くなります。「プログラミング」は論理的に考える数学的な要素がありますので、同じ授業をしていても覚えていくスピードは若干異なります。しかしタイピングに関しては反復練習あるのみですので、一定の条件下においては小学1年生の方が中学1年生よりも速い速度で入力が可能になります。

 

パソコンやプログラミングに共通している事は、「以下に無駄を省き、かつ速度を上げる事が出来るか」です。タイピングやパソコンの操作に関する速度が上がっていけば、単純作業をする時間は減り、頭を使って考える時間が増えていくのです。

 

子供達も同じ時間に学習をしている友達同士で「誰が最もタイピングが速いか!」を競い合いながら楽しく技術を身に付けているので、今後も継続的に反復練習を行っていきたいと思います。