こんにちは、沖縄市にあるプログラミング教室エイドのミチノリです。今日も子供たちと一緒に楽しみながらプログラミング学習をやっています。今回は、サイコロを使った検証をやってみたので、その結果を報告したいと思います。

今回やってみた検証は「サイコロを6個振ってゾロ目に揃う確率は?」です!よくTVの企画であったりするのですが、それを実際にやってみたくなり、皆で試してみました。こちらはダイソーで買ってきたサイコロです。

ちなみにですが、結論から言いますと、教科書等に載っている計算式を使って算出すると、サイコロを6個振ってゾロ目に揃う確率は、7,776分の1です。7,776回サイコロを振れば、1回は揃うだろうという確率です。しかしこれは絶対ではありません。実際には、もっと短い回数で揃う事もありますし、7,776回を超える事も十分に考えられます。

というわけで、当塾(エイド)的に試した場合の確率はいくつになるのか、実際に授業の一部を使って試してみました。

ルールはシンプルで、中央に置かれている容器に向かってサイコロを振ってもらいます。もしも、この検証を子供たちと一緒にやってみたいという方には、絶対に目標となり、かつサイコロがこぼれない容器を用意する事をおススメします。

もしも容器を用意せずに、フリースタイルで床を使ってサイコロを振ると、全員が自由演技を始めてしまい、収拾がつかなくなり、想定の数十倍の時間がかかると思います。どんなゲームや検証にも、スムーズに進めるためにルールが必要です。

というわけで、水曜日から検証をスタートし、100回、200回、300回とクラスごとにチャレンジをし続けてみたのですが、なかなか7,776分の1を拝むことはできません。

水曜日、木曜日、金曜日と繰り返しながら続けてみましたが、900回を超えてもまだ6個のサイコロがゾロ目で同時に揃う事はありませんでした。一度だけ、1が5個揃った場面があったのですが、全員が「うわー!」となりました。めちゃくちゃおしかったです。7,776分の1の高い壁を感じます。

授業中には達成する事が出来なかったので、一人で夜に継続してみました。

約900回目のサイコロが5、5、5、4、5、5が揃った時には、嘘だろ!と声が出ました。

その後、はいはい。サイコロ振りますよ。揃うまで。振らないと揃わないですよね~。7,776分の1~。と思いながら振っていると、唐突に全てのサイコロが2で揃いました

あまりの衝撃に声は出ませんでした。驚きすぎると声は出ないんだなと学びになりました。

というわけで、サイコロを6個振って全てゾロ目に揃う確率(エイドオリジナルです)がこちらです。

分かりにくいと思いますが、約1,000分の1の確率で6個のサイコロがゾロ目で全て揃いました!

7,776分の1の確率をかなり下回って成功したので、かなりラッキーだったんだと思いますが、生徒さんによる個性豊かな自由演技もあり合計で3時間ほどかかったと思います。

検証に参加してくれた生徒の皆様、ありがとうございましたー!

ちなみにですが、今回の検証「6個のサイコロが全部ゾロ目で揃うには何回サイコロを振るのか?」を検証するためのプログラムをscratch(スクラッチ)で作ると上記のようになります。(一例です)

上記のプログラムを作って、プログラムを実行すると、0.1秒ぐらいで何回で揃うのか結果が出ます。

今回の検証に参加してくれた生徒さんには、もれなくscratchで作るサイコロプログラミングも体験して頂いていますので、皆さんそれぞれがコンピュータの計算能力の速さを感じて貰えたらなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!