こんにちは、沖縄市にあるプログラミング教室「AID IT.KIDS(エイド)」のミチノリです。今日はゲームマスターの存在がいかに大切か?について簡単に書きたいと思います。

エイドでは、パソコンを使ったプログラミング学習を基本としていますが、子供たちに出来るだけ多くの体験と経験をして欲しいと考えているので、様々な方法で授業を行っています。カードゲームやボードゲームを授業にも取り入れていますし、人狼ゲーム等の会話型の頭脳ゲームをやる事も多々あります。

【人狼ゲームとは?】

人狼ゲームは多くの派生やアレンジがあるゲームですが、基本的にはゲームのスタート時に参加者の配役をランダムに決定して「人狼」VS「市民(人間)」の構図を作って、どちらかが勝利条件を満たせるように、会話で戦っていく心理ゲームです。

 

人狼ゲームの細かなルール説明は長くなるので避けますが、人狼ゲームをプレイするにあたって大切な事がいくつかあります。

人狼ゲームは、主に「ゲームマスター」と「人狼」と「市民(人間)」に役割が分かれます。(その他にもありますが説明は省略します)

人狼も市民も役割を与えられた人は、ルールに沿って勝利するために様々な事を考えながら発言をします。 どちらも、勝利に向けて様々な会話でアクションを起こしながらゲームを進めていきます。

実際にやってみると、人狼になりたい!市民がいい!というプレイヤーの想いがあふれたりもするゲームですが、これまでの数多くの授業で感じた事は、人狼ゲームの最も重要な役割を担っているのは「プレイヤー」ではなく「ゲームマスター」だという事です。

「ゲームマスター」は「司会進行役」です。そのゲームに参加している人が最後まで頭で考えつつ、楽しみながらプレイできるようにしなければいけません。

人狼ゲームだけではなく、「ゲームマスター」とは、全てのゲームで「ルール」を「プレイヤー」に伝えて、かつ「盛り上がる」ように、「その場」を支配し続けていくための存在です。

テレビ番組やゲームや漫画でもそうだと思いますが、司会進行役がしっかりとしていると全ての流れがスムーズになります。

プレイヤーも重要だと思いますが、人狼ゲームにおいてもゲームマスターこそが、最も重要なポジションであると思います。

 

この日も、scratch(スクラッチ)でのプログラミング学習が終わったあとに、リクエストがあったので人狼ゲームをやりました。いつもは私を含む先生達がゲームマスターになり進行するのですが、この日は「ゲームマスター」をやりたい!という子供たちが多かったので順番に変わりながらゲームマスターをやってみました。

 

順番に変わりながらやってみると、いろんな事が起きました。今回は3名のゲームマスターがいましたが、それぞれ、下記のようにゲームの内容が変わっていきました。

 

ゲームマスター1:ルールブックに沿って、何とか最後まで進行する事が出来た

ゲームマスター2:ゲームにのめりこんでしまい、自身がプレイヤーになってしまった

ゲームマスター3:ルールを捨てて新たなルールを作り続けた

 

 全てのゲームで、何となく最後までプレイする事は出来ましたが、多くの混乱がおきてしまいました(笑)。ゲームがスタートすると、基本的にはゲームマスターがルールになります。事前に与えられたルールに沿って進めてもいいですし、独自のルールを加えてもいいです。

そのため、ゲームマスターの力量によってプレイヤーたちの楽しさや満足度は変わっていきます。

 今回の授業でも、様々な混乱がありました。笑

全ての進行はゲームマスターの匙加減です。とてもスムーズに進行しているゲームがあれば、途中で崩壊するゲームもあります。

 

俯瞰的に見ながら感じましたが、ゲームマスターは超重要です。

必要な能力は「プレゼンテーション力」です。

ゲームマスターは、まずは参加者にルールを説明して理解させます。そして、どのようにすれば皆が楽しんでくれるかをプレゼン(説明)しなければいけません。 

リクエストがあったので、何気なくやってみた人狼ゲームですが、ゲームを通じてゲームマスターの存在がいかに大切かを知ることも出来ました。

常に新しい発見があるので、今後も子供たちと一緒に色々と試しながら、子供たちがより良い経験と体験をしていけるように考えていきたいと思います。

今回は、少し分かりにくい記事だとは思いますが、ご容赦下さい。

 

日は以上です!それではー!