こんにちは、沖縄市にある子ども向けプログラミング教室「AID IT.KIDS(エイド)」のミチノリです!今日も子供たちと一緒にプログラミング学習をやっています。

これまでの記事にもたびたび書いていますが、エイドでは様々な手法で学習をしています。基本的にはパソコンを使ってscratch(スクラッチ)を用いたゲームプログラミング学習が主となっていますが、時にはパソコンを使わずに学習をします。

例えば、カードゲームやボードゲームも学習の一つとして取り入れています。今日は最近購入したボードゲーム「カタン」と「ドブル (Dobble)」というゲームについて紹介したいと思います。

 

ちなみにですが、こちらは幼稚園生クラス(年長さん)の様子です。水曜日の15時のみ開校しています。幼稚園生クラスは毎回ワイワイと賑やかになっています。パソコンを使うという経験が楽しいようで何よりです。僕らの幼少期には考えられなかった時代だと思います。新しい事って楽しいですよね。

話を本題に戻します!

プログラミングとは、コンピュータに対して命令を与えて動かしていく事ですが、命令を与えるためには、そのプログラミング言語のルール、概念、定義等をしっかりと理解する必要があります。

そして、ボードゲームやカードゲームでもルールや定義をきちんと覚えて理解した上で勝敗を決するために頭を使って考える事が出来ます。

ボードゲーム=プログラミング学習ではありませんが、共通した経験は出来ると思います。考え方が近いと思うんですよね。

個人的な考えですが、ボードゲームやカードゲームを通じて、しっかりと組み立てられたルールを覚えるという体験をして欲しいと考えています。新しい事を覚える事を「面倒」ではなくて「楽しい」と感じてほしいです。

ゲームってシンプルに楽しい!という事も大切ですね。

 

こちらはカタンというボードゲームです。日本だけでなく世界的にも有名なTHEボードゲームです。

 ルールは説明書を見ると複雑に感じてしまいますが、実際に説明を受けながらプレイすると、すぐに理解出来ます。大人の場合はYouTubeでプレイ動画を見る事をおススメします。しっかりと理解している人の説明がいかにわかりやすいかが体感できます。

 

カタンは、カタン島という無人島を開拓していきながら、点数を集めていくゲームです。

 

【カタンの主なルール】※抜粋しています

・2つのさいころを振って出た数に応じて資源カードを集める事が出来る

・資源カードを使って建設や発展が出来る

・他のプレーヤーと交渉をして資源カードを交換出来る

・特定の条件を満たせばボーナスポイントが獲得出来る

・10点集めたら勝ち

 

ざっくりと書いていますが、これらのルール(実際にはもっとルールがあります)を理解してゲームを進行させます。

 

カタンはかなり作りこまれたゲームだと思います。覚えるべきルールの数も丁度良いと思います。サイコロによる運の要素もありますが、それを上回る戦略が大切になるゲームです。2つのサイコロを振って出やすい数と出にくい数があります。戦略の立て方が複数あるので何度でも楽しめるゲームです。

ルールに沿って先読みをして進行したり、交渉をしたり、勝利を目指してかなりワイワイと盛り上がります。カタンはとても考えられたゲームです。今後も同様に楽しめそうなボードゲームを見つけて皆でプレイしていきたいと思います。

 

こちらはドブルというカードゲームです。カタンに比べると非常にシンプルで分かりやすいゲームになっています。ドブルでは必ず手に持っているカードと他のカードとの間で同じ絵柄のカードが存在します。その大前提となるルールを元にして遊ぶことが出来ます。

ドブルはカタンよりもかなり容易にルールを理解する事が出来ます。幼稚園生でも理解できるので幅広い年代で遊ぶ事が出来るゲームです。プログラミング的な要素というよりは、ルールを理解した上で、瞬時に物事を判断して発見する力が身につくゲームだと思います。脳トレ的なゲームかなと思います。

私が考える プログラミング学習の根底にあるのは、やはり楽しさだと思っています。これはプログラミング学習だけに言える事では無いと思いますが、常にやった事の無い事、新しい事、未体験な事を楽しめるようになってほしいと考えています。

エイドでは今後もscratch(スクラッチ)を主にしたゲームプログラミング学習をしながら、今回紹介をさせて頂いたカタンやドブルといったゲームも取り入れますし、「これはいい体験と経験だな!」と思うことは取り入れていきます。

どうぞ、宜しくお願い致します!