こちらは審判のプログラムです。バーストのメッセージを受け取った場合には、どちらがバーストしているのかを判定します。プレイヤーもディーラーもバーストしていない場合は、通常のメッセージを送り、どちらが勝っているのかを判断します。引き分けの場合も入れていきます。子供たちが理解しやすいように出来るだけシンプルにしているつもりです。
今回ご紹介したサンプルは、変則的なブラックジャックゲームです。子供たちと一緒にブラックジャックのルールを把握し、そのゲーム性を体験してから、Scratchでも作ってみるという一連の流れで授業をしてみましたが、とても楽しかったです。
どのように考えればゲームを再現出来るのか?という今回のような体験は、プログラミング学習においてとても大切な事だと思っています。ルールを把握する事で、作りたいモノの仕様を理解する事が出来ますし、思わぬエラーもたくさん発生するので、それらを修正し続けることで、エラーを予測して失敗しづらくもなります。
エイドでは、月4回(1回1時間)のコースで通ってくれている生徒がほとんどを占めていますので、彼らがプログラミング学習に使える時間は年間でも50時間程度しかありません。とても短い学習時間です。
そんな限られた時間の中で、いかに楽しく、かつより良い学習体験をしてもらえるかを日々考えつづけながら、今回のような新たな学習テーマ・カリキュラムを模索し続けようと思います。
今日は以上です!