こんにちは、沖縄のプログラミング教室「エイド IT キッズ」のミチノリです。今日も子どもたちと一緒にいろいろと遊んでいます。新年度に入りバタバタしていましたが、ようやく少し落ち着いてきました。お陰様でエイドの生徒数も増え続けています。
 
エイドでは「プログラミング」だけを学ぶのではなく、それをきっかけとして、IT、WEBの話をしながら、子供たちにとって、常に「楽しく!」かつ、新しい体験と経験が出来るスクールにしていこうと日々考えています。
 
トライアル&エラーの毎日ですが、今日は子供たち(特に男の子)が見せる特徴的な行動について書きたいと思います。
 
とてもシンプルな話です。プログラミング教室での「あるある」だと思いますが、ほぼ全ての男の子たちに共通して見られる行動があります。
 
 女の子はほとんどやらないのですが、男の子は絶対やると思います。

それは、「極端に大きな数値を入力して、どう動くか試す」という事です。

例えば僕が「はい!じゃあ、この変数に10の値を入力して動かしましょう!」と説明すると、男の子は「わかりました!」と言いながら、1兆の値を入力します。
 
10だよ!と話をしても、ほぼ無意識的に1兆の値を入力します。
 
数値を入力したら「先生!みてこれ!」とキラキラした眼差しを向けてくれるので、僕もとても楽しい気持ちになります。

子供たちは好奇心の塊なので、限界以上の値や数値を入力して、その結果がどうなるのかを試して学んでいきます。見ているこちらも楽しくなる瞬間ですね。
 
分からないこと、やったことの無いことを試すのは良い事だと思いますし、何度か限界以上の数値を入力したら、どう動くのかを理解するので、それ以降はやらなくなります。笑

「Scratch(スクラッチ)で猫のクローンを作るプログラムを学んでみよう!」というテーマで授業をすると、ほぼ全員(男の子)の画面が猫で埋め尽くされます。
 
僕はプログラミング学習で「無意味に大きな数字を入力しないでください!」と言うのは間違いだと思っています。

一見すると無意味に見えるかもしれない行為でも、その先に新しい発見があるかもしれませんし、今日までやったことの無い初体験である事は間違いありません。

 何事も楽しさが大切だと思います。特に現時点ではプログラミング学習は、学校の成績には反映されない科目です。成績には反映されませんが、これからの未来を生きていく為には必須の技術です。

出来る限り、楽しく興味を持ってもらい、多くの子供たちがプログラミングやITの知識と技術を身に付けてもらえるように、今後も頑張っていきたいと思います。