小学校高学年や中学生の場合は、ここからさらに条件分岐の処理を加えていきます。
Scratch(スクラッチ)は、子供向けビジュアルプログラミング言語として人気が高く、多くの子供たちに使われていますが、プログラミングのルールや概念は、他のプログラミング言語と同様です。
今回は「もし○○ならば、でなければ(if else)」のブロックを使って、正解の場合と不正解の場合で表示が切り替わるようにしています。
サンプルプログラムで定めているさくらんぼ計算の条件は、下記となります。
・足し算の計算問題はプログラムで自動的に作る
・2つの「一桁の数字」で足し算をして、答えは「二桁(11以上)」にする。
・「○+○」の「後ろの数字」を2つに分解して、「さくらんぼ前」と「さくらんぼ後ろ」を作る
・「○+○」の「前の数字」と「さくらんぼ前」の合計は10にする。
これらの条件に対して、ユーザーが入力した数値の正答を判断するためには、
1「○+○=答え」は正しいか
2「○+分割した○+○=答え」は正しいか
3「○+さくらんぼ前」の合計値は10であるか
などの条件判断が必要になっていきます。