こんにちは、エイドのミチノリです。AID IT.KIDSは沖縄の子供向けプログラミング教室として、日々学習を行っていますが、パソコンやロボットを使ったプログラミング学習を行う以外にも、子供たちが様々なテクノロジーに触れる事は、非常に大切だと思っています。

プログラミングとは、コンピュータに対して様々な動作を想定して、命令し動かしていく事です。プログラミングの世界では、対象となる機器や範囲も非常に広く、身の回りのモノの全てにプログラムが組み込まれている時代がやってくるのも、そう遠くはありません。

NintendoLabo(ニンテンドーラボ)は、NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)を活用したゲーム機器です。ハイブリッドゲーム機とも言われていますね。

安価で、ある程度の耐久性を持つダンボールを使ったプログラミング教材は様々な企業から発売されていますが、STEAM教育が叫ばれている今の時代においてニンテンドーラボは一歩先を行っているように感じます。

【STEAM教育(スティームきょういく)とは】

Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)を統合的に学習するように提唱された教育手法です。

ニンテンドーラボの場合は、Technology(技術)とEngineering(工学)の要素が強いと思いますが、Switchで遊べるプログラミングの概念を学ぶソフトも発売されているなど、先進的です。

今までにもゲーム機の世界では外付け機器により新しい動き方を実現してきたモノは多々あると思いますが、Nintendo Switchほど、来る子供向けの市場に狙いを定めて計算されているハード(機体)は無いと思いました。

ニンテンドースイッチには、様々な機能やセンサーが組み込まれています。

振動、モーションIRカメラ、NFC(近距離無線通信)、加速度センサー、ジャイロセンサー等が予め実装されており、今回発売されたNintendoLabo(ニンテンドーラボ)についても、かなり前から用意されている事がうかがえます。

ニンテンドーラボの発売は2017年3月ですが、2016年10月には正式名称が発表されています。2020年から始まる小学校でのプログラミング学習体験等も踏まえて、当時から未来を見据えた設計が行われている事に素直に感心しますよね。ゲーム機にこだわりながらも、新しいゲーム性や、価値を創造しようとしている部分が凄いです。

ニンテンドーラボは、現在2商品が販売されていますが、どちらも子供だけで遊ぶのではなく親子で一緒に体験していくべきゲーム機器になっています。汎用性が高い学習と遊びが出来ます。

今の子供たちは、私達大人とは全く比較にならないスピードでテクノロジーに触れています。今後も様々な新しい技術や機器を体験してもらえるように、子供達と一緒に楽しくかつ遊びを忘れずに学習を行っていきたいと思います。