こんにちは、AID IT キッズのミチノリです。プログラミング教室に通っている子供達も期間が長い生徒だと、すでに三ヶ月以上もプログラミング学習を継続しています。Scratch(スクラッチ)でのゲームプログラミング、mBotでのロボットプログラミング、レゴエデュケーションWeDo2.0での工作&プログラミングと様々な学習を続けていますが、やはり子供達の学習速度には驚かされる毎日です。

 

Scratch(スクラッチ)でのゲームプログラミング学習を継続して続けていくだけでも、かなりの思考力が培われると思います。プログラミングで大切な事は繰り返して学習をする事です。様々なプログラムを考えていく中で、「過去の経験」がとても大切になります。新しい事を考えて、自分自身が新しいモノを創り出すためには、積み上げた学習経験からの発想は必要不可欠です。

Scratch(スクラッチ)では、いくつか「よく使う」プログラムのブロック(スクリプト)やパターンがあります。例えば、イベントブロックにある「メッセージを送る」もその1つです。

プログラミングを行い、何らかのアクションをした後に「メッセージ1を送る」と「メッセージ1を受け取ったとき」に、新しいキャラクター(スプライト)のプログラムが動き出します。

プログラミングでは、動き出すタイミングや条件がとても重要な要素になります。「メッセージを送る」プログラミングはシンプルで覚えやすいプログラムですが、汎用性もありよく使っていく事が出来ます。

大人もそうなのですが、子供達も同様に一度体験しただけだと、何となく分かった気にはなっていても完全に習得をした状態にはなっていません。ある程度の知識を習得をするためには、何度も繰り返す必要があります。しかし、学習をするのは子供達なので、以前にも学習をしたことと全く同じことをすると「前にもやった!」となり興味を持ってもらえない事もあります。そのため、AID IT キッズでは繰り返しながら身に付けてもらえるように常に新しいゲームプログラミングのサンプルを作りながら学習を行っています。

つい先日も授業を行う前に子供達から「今日は何のプログラムを作るの?」と聞かれたのですが、私の「○○のプログラムを作るよー」という答えに対して、「じゃあ、○○のブロックと○○のブロックを使えば出来るかもね!」というやり取りがありました。

子供達にはゲーム感覚で楽しく学習をしているという感覚もあると思いますが、これまでに学んできたプログラミング経験が、しっかりと蓄積されているんだなと実感しています。

今後もより良く楽しみながら経験を積み重ねてもらえるように頑張りたいなと思います。