こんにちは、AID IT キッズのミチノリです。子ども向けプログラミング言語のScratch(スクラッチ)で使うための座標画像を作ってみました。

座標は、スプライトの位置情報を表すとき等に使われます。Scratchを使ったプログラミングでは座標の使用はほぼ必須です。小学校の高学年になっていれば、X軸やY軸を理解している子供たちもいますが、小学校の低学年では授業でも習っていない分野ですので座標の理解は出来ていませんので、まずは座標による位置情報の取得や判断について説明をしています。

Scratchで座標を使うのは、どんな場面?

Scratchでは、主にスプライト(ネコのキャラクターをはじめとしたイラスト等)の動きの判断として座標を使用します。例としまして、空を飛んでいる動きを作る時には、ビルなどのスプライトに右から左に流れていくスクリプト(プログラム)を作ります。

左右の動きはX軸の座標です。X軸の座標は中心点が0で、240(右端)から-240(左端)となっていますので「240から-240まで10ずつ動く」というスクリプトを作れば右端から左端までスプライトが移動を行います。

その他にも、スプライトを特定の位置に移動させたい場合には、「旗ボタンを押すとX軸:-120 Y軸:0に移動をする」といったスクリプトを作ります。

 

上記に書いた説明もそうですが、言葉だけで座標について理解をしてもらうのは少々難しいことなので、今回、説明用の画像を作ってみました。PDFファイルにしましたので、ダウンロード可能です。ご使用下さい。

 

Scratchでゲームを作ったりプログラミングを行うには座標の理解は必要なことなので、小学校低学年からでも理解をしてもらえるよう、今後も説明用のツールを試行錯誤しながら試していきたいと思います。