こんにちは、沖縄市にある子供向けプログラミング教室AID(エイド)のミチノリです。今日は水曜日のダウンタウンで人気のゲーム「電気椅子ゲーム」をスクラッチで再現してみました。簡単にですがご紹介したいと思います。

まずは実際に生徒さん達と一緒にリアル電気椅子ゲームをやってみました。電気を仕掛ける事は出来ないので、1~12までの数字を書いた紙を地面において、椅子に見立てます。その後、電気を仕掛けるプレイヤーがどの番号に電気を仕掛けるか予めホワイトボードに書いておき、もう一人のプレイヤーが椅子を選択します。

電気を相手に3回くらわせるか、先に合計40点以上取るか、計8回プレイした後に点数の高いプレイヤーが勝ちです。細かなルール説明は省きますが、テレビ番組のように実際に電気を仕掛ける事は出来なくても、駆け引きをしあって、かなり楽しめるゲームになっています。

それでは実際のプログラムの流れをご紹介していきます。今回は一匹の猫がプレイヤー1、プレイヤー2を兼ねています。

まずはプレイヤー1とプレイヤー2の選択、点数、電気回数の変数を作ります。先攻後攻で全8回繰り返すので、今が何回目かをカウントする回数の変数も作っておきます。

8回繰り返すのブロックの中に条件を作っていきます。猫は一匹ですが、プレイヤー1とプレイヤー2の切り替えを分かりやすくするために、コスチューム1とコスチューム2で切り替えるようにしています。

まずはどこに電気をしかけるか?をプレイヤー1の変数にセットします。電気椅子ゲームでは一度ゲットした数字は使えなくなるので、使用済みのリストを使います。入力した答えが使用済みのリストに含まれている場合は重複していることになるので、含まれるではないまで繰り返す事で、重複を避けるようにして、プレイヤー1の選択を決定します。

次にどの椅子に座るかをプレイヤー2が決定します。もしもプレイヤー1の選択とプレイヤー2の答えが一致する場合は、電気をくらわせた事になるので、プレイヤー2の電気回数を1ずつ変えて、プレイヤー2の点数も0に戻します。その時にもしもプレイヤー2の電気回数が3になってしまうと、ゲームオーバーになります。

プレイヤー1の選択とプレイヤー2の答えが一致しなかった場合は、プレイヤー2のチャレンジが成功したことになるので、プレイヤー2の点数を増やして、使用済みのリストの中にも追加をします。そして、もしも40点を超えるとプレイヤー2の勝ちになるようにします。(※上記の画像では >40 になっているのですが、>39で大丈夫です。。。)

色々と端折って書きましたが、スクラッチで電気椅子ゲームを再現してみました。今回はスクラッチで1~2時間ほどで完成できるようにプログラムを考えてみましたが、もう少しガッツリと時間をかけて再現をしてみるのも楽しそうだなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!