こんにちは、沖縄の子供向けプログラミング教室、AID IT.KIDSのミチノリです。早速ですが、プログラミング学習の中で大切な事は、トライアル&エラーを継続していく事です。

プログラミングとは、自分の頭の中にある実現したい事を、コンピュータに対して命令をし、理想通りに動かしていく事です。簡単な動きであれば、一回で成功しますが、ある程度複雑な動きや新しい動き方を表現するには、何度もプログラムをトライアルする必要があります。

例えば、「インベーダーゲーム風のゲームを作りたい!」と思った場合には、キャラクター等の様々な動き方を試していく事になります。単純にキーを押して、右と左に動かす事は問題なく出来たとしても、そこから「スペースキーを押したら弾を発射したい!」や、「敵のキャラクターの動き方はこうしたい!」など、ワクワクしながら頭の中で思い描く動き方を表現する際に、初めての場合では一回のチャレンジで成功しない事が多いです。

「ブロックをこう組み合わせることで、こう動くのでは・・・?」

ああああー、動かない。

「じゃあ、こう組み合わせたらどうだろう?」

おしい、ちょっと違う・・・。

「じゃあ、このブロックなら?」

もうちょっと・・・。

「いっそのこと、この方法ならどうかな?」

あー、全く違う!

 

そういった事を繰り返して行くことで、頭の中には様々なプログラミング方法や手法のストックが積み重なっていき、経験値が高まっていくのです。

トライアルをして、発生したエラーに対して、さらにトライアルをして、最終的にエラーを無くしていく経験は、プログラミング学習には必須だと思いますし、その先に論理的な思考力の形成があると思います。与えられた指示にしたがっているだけでは、自らの経験にはなりません。考えて考えて考えた先に、限りなく近しい答えがあります。

エイドでは、子供たちに「考える機会」を多く与えたいと思っています。答えを覚える教育も大切だとは思いますが、答えの分からないコトにチャレンジしてみる教育も大切だと感じています。