こんにちは、AID IT キッズのミチノリです。今日はSNSでのアカウント乗っ取りについて書きたいと思います。Facebook、Twitter、LINE等、私たちは日常的に第三者とコミュニケーションを図るためにSNSサービスを利用する機会がありますよね。年代別に利用するサービスに違いはありますが、人々の生活に無くてはならないものにもなっています。

 

そんな中、私の友人もSNSアカウントを乗っ取られました。そして結論から言いますと、友人のSNSアカウントを乗っ取ったのは、友人の恋人でした。

 

■ある日突然、SNSにちょっと過激な投稿がされていました

とある日の事、友人のSNSにちょっと過激な投稿が行われました。内容は「私は○○をしました・・・・」という、とある行為に対する謝罪だったのですが、様々な写真と共に長文が載せられ、かつ、「多くの人達に私の恥を拡散して欲しい」と書かれていました。

 

突然の友人の過激なSNS投稿に、ちょっと内容がおかしいような?でも、何かハジケたのか?などと思いつつ静観していると、さらに過激な投稿は続きました。

 

過激な投稿には、当然のように多くの反応があり非難や擁護を含めて様々なコメントが入り混じっていました。丁寧な事に、友人のアカウントは、それらのコメントにきちんと返信まで行っていました。

過激な投稿は続き、ついには第三者のプライバシーを侵害する内容もあり、もはや非難のコメントが大半をしめていました。

私を含めて共通の友人は皆、「さすがに、これはおかしい。」と思い、本人に連絡を取ることに成功したので事実確認をしてみた所、冒頭にも書いたように友人のアカウントは恋人に乗っ取られていたのでした。

 

約2日間の出来事ですが、過激な投稿だけでなく、コメント返信も徹底されていたため、多くの人が友人による投稿だと信じており、「友人の行為」は大拡散されてしまったのです。その後、話し合いが持たれて事態は終息したのですが、「友人がSNSで過激な投稿をした事実」は消せるものではありません。人の記憶は曖昧なので、そのうち忘れてしまうかもしれませんが、大きな傷跡が残ってしまいました。

 

残念ながらインターネットサービスを利用していると、このような事態は度々起こってしまいます。アカウントを乗っ取られないように対処する事は最も重要ですが、今、自分がやり取りをしている相手が本当に「本人」なのか見極めていく事も大切なのです。

 

SNSを利用していく上で、次の事は忘れずに意識をしておきましょう。

 

1.必要以上に個人情報は明かさない

様々な事が特定されてしまいます。住所や生活についてだけでなく、アカウント情報まで解析されてしまう恐れがあります。

 

2.本人と別の方法で連絡を取って確認をする

SNSサービスを使ってのやり取りだと、相手が本当に本人なのか判別出来ない恐れがあります。少しでも「ん?」と思ったら、それとなくSNS以外で連絡を取って確認しましょう。

 

3.本人だろうか?という意識は頭の片隅に持っておく

疑いすぎることは、よくないかもしれませんが、頭の片隅にはその可能性を意識しておきましょう。

 

大人でも簡単にSNSアカウントは乗っ取られてしまいますし、騙されてもしまいます。子供達も、今のうちにしっかりとした使い方や、危険性について学んでおくべきです。AID IT キッズでも、子供達のメディアリテラシーを高めていけるよう取り組んでいきたいと思います。