突然の友人の過激なSNS投稿に、ちょっと内容がおかしいような?でも、何かハジケたのか?などと思いつつ静観していると、さらに過激な投稿は続きました。
過激な投稿には、当然のように多くの反応があり非難や擁護を含めて様々なコメントが入り混じっていました。丁寧な事に、友人のアカウントは、それらのコメントにきちんと返信まで行っていました。
過激な投稿は続き、ついには第三者のプライバシーを侵害する内容もあり、もはや非難のコメントが大半をしめていました。
私を含めて共通の友人は皆、「さすがに、これはおかしい。」と思い、本人に連絡を取ることに成功したので事実確認をしてみた所、冒頭にも書いたように友人のアカウントは恋人に乗っ取られていたのでした。
約2日間の出来事ですが、過激な投稿だけでなく、コメント返信も徹底されていたため、多くの人が友人による投稿だと信じており、「友人の行為」は大拡散されてしまったのです。その後、話し合いが持たれて事態は終息したのですが、「友人がSNSで過激な投稿をした事実」は消せるものではありません。人の記憶は曖昧なので、そのうち忘れてしまうかもしれませんが、大きな傷跡が残ってしまいました。
残念ながらインターネットサービスを利用していると、このような事態は度々起こってしまいます。アカウントを乗っ取られないように対処する事は最も重要ですが、今、自分がやり取りをしている相手が本当に「本人」なのか見極めていく事も大切なのです。