こんにちは、沖縄市のプログラミング教室「エイド」のミチノリです。今日もラフな格好で失礼しています。エイドは沖縄市にありますが、通っていただいている生徒さんは、うるま市、北谷町、北中城からだけでなく、遠く名護市から通って頂いている方もいます。
 
みなさま、いつもありがとうございます!
 
ということで、本題に戻りますが、今日はプログラミングにおけるマネ・模倣・再現について書きたいと思います。
 

IT、WEB、プログラミングの世界では、良い意味で人の作ったプログラムやゲームをマネして作ってみることが多いです。

誰かの作ったゲームを再現してみることで、今の自分のプログラミング力や知識や考え方のレベルがわかります。

「どうしてこのスプライトは動いているんだろう?」

「この動き方が凄い!」

そんなことを考えながらいっぱい考えながらトライアル&エラーを繰り返していく事で、頭の中に「理解し再現出来る動き方(プログラム)」が増えていきます。

Scratch(スクラッチ)でもそういった学習を継続して繰り返せるように、作ったゲームを公開し、かつそのプログラムの中身を見たりコピーしてカスタマイズする機能があります。

 

例えばこちらも、別の方が作成し公開してくれているゲームです。

雪山をボールが転げ落ちながら木に当たらないように下っていくゲームです。こちらのゲームも他のScratch作品と同様にコピーしたり中身のプログラムを見ることが出来ます。

 

このゲームを再現してみよう!と言いたい所ですが、子供たちが考えるには結構なボリュームのプログラムが組まれているので、授業で再現の課題として与える場合には、簡易版として同じような動きをするゲームのサンプルから作ります。

 

こちらが、簡易版として作ってみたゲームです。雪山をボールが下っていく動きのゲームですが、実際にはボールは左右の動きしか与えられていません。木が画面下から上の方向に動き続けていくことで、ボールが下っているように見せています。
 
今回の授業では、この簡易版を先に皆でプレイしてから、再現をしてみました。ある程度継続して学習をしている生徒の場合は、動きを見ただけで再現していく事が出来ますが、学習をスタートしたばかりの生徒の場合は、サンプルのプログラムを見てもらいながら作っていきます。
 
インターネットやプログラミングの世界では、最初はマネ・模倣・再現から学習をスタートする機会が多々あります。ただし、最初はただのマネかもしれませんが、そこから新たな知識を得て、経験を積み重ねていくうちに、全く新しい発想で新たなモノを生み出していく事が出来ます。
 
今後も子供たちと一緒に色んなマネをしつつ、新しい発想を生み出していきたいと思います!