こんにちは、エイドITキッズのミチノリです。今日は知育玩具として人気の高い「Rory’s Story Cubes (ローリーズストーリーキューブス)」についてです。

子ども向けIT&プログラミング教室として展開をしているエイドでは、子供たちが授業の中でいかに「考えること」や「創造(想像)すること」が出来るかを念頭に置いています。

パソコンやタブレット端末で行う学習だけでなく、様々な知育玩具も組み込むことで「考えること」が増えていくので、学習の一環として取り入れています。

Rorys Story Cubes(ローリーズストーリーキューブス)は、特に創造(想像)することに長けていると思います。

 

・ストーリーキューブスの遊び方

この遊び方は最も基本的なものです。あくまでも一つの例です。
最初に9つのストーリーキューブを振ります。最初に物語の始めとなる1つのサイコロを選び「むかーし、むかーし・・・・」から物語を始めます。
目的は9つのサイコロのイラストを繋げて1つの物語をつくることです。このゲームの大事なところですが、このゲームには間違った答えはありません!

→ 公式サイトより

 

サイコロ状の9個のストーリーキューブを振って、表示されたイラストからストーリーを考えていったりするのですが、「この方が楽しいかも!」と思えば、どんどんとルールを変化させていくことが出来ます。

目の前に転がったキューブから、瞬時にモノゴトを考えて、かつ皆に話をしていくので、頭の中はフル回転していると思います。

創造力だけでなく、表現力もまた、同時に培われるように感じます。

はじめは「遊び方」が分からない子供たちに、先生として私達が主なルールや、遊び方のヒントを与えますが、すぐに子供たちの創造力が上にいきます。極端に言えば、「ルールを創る事が出来る」のがルールです。

昨今、様々なメディアで取り上げられているSTEAM教育の概念では、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Art(芸術)Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習しよう!と推奨していますが、ストーリーキューブはArt(アート)の分野に関連していると思います。特にITの世界では、自由な発想力やクリエイティブな力は大きな武器になります。

自由な発想で考えることで、よりクリエイティブで刺激的なモノは生まれます。たった9個の小さなキューブから得られた体験から、今後の世界を変える発想が生まれるかもしれませんね。