こんにちは、沖縄市のプログラミング教室AID(エイド)のミチノリです。今日はトランプを使ったカードゲームを通じて感じた事を書きたいと思います。エイドでは、scratchというアニメやゲームを作るプログラミング学習を中心にしていますが、カードゲームやボードゲームも授業の中で取り入れています。

トランプを使ったカードゲームは非常に種類が多いです。四種類の図柄があって、A(1)からK(13)までの全52枚のカードを使って、よくぞここまで様々なゲームが創られたなぁと毎回、感心します。

そんなトランプを使ったカードゲームをしている中で、いくつか子供たちの様子を見ていて気になった事があります。

・A(エース)を1として考えて、Jを11、Qを12、Kを13だと置き換えられない子もいる

トランプでは一般的にAが1になって、Jが11、Qが12、Kが13として扱われますが、それを何回説明しても覚えられない生徒さんもいます。数字ではない特定の記号を、数字に置き換えるという事が苦手なんだと思います。

・数字を小さい順番に並び替える事が出来ない子もいる

トランプのカードゲームでは、数字に条件を持たせて遊ぶものが多いので、シャッフルして配られて、手元に残ったカードを、まずは数字が小さい順(1→13)に並び替える事で、手持ちのカードが把握出来て、ゲームを勝ち抜くために優位になっていきます。その重要性を説明するのですが、カードを並び替える事をしない方がいます。

置き換える事と、並び替える事は、プログラミングを続けるうえで、必ず学んで身につけないといけない事だと思います。並び替えのアルゴリズムはすでに定着しているものがありますが、それを小学生が、条件を理解したり、数を比較することをきちんと身につけられるには、どのように教えれば身につけていけるのか?

ただコードを複製し続けていても、自らで体験して考えて経験に変えられたわけではないので、指導させて頂く私たちも、常に経験の中から新しいチャレンジをして、より良い方法を考え続けなければいけません。

置き換えを理解してもらう最善の方法。並び替えを理解してもらう最善の方法。

どうしようかなぁ・・・と常に思ってしまいますが、今後も様々な手法を試しながら、より理解して頂ける方法をトライアルしていこうと思います。明日も色々と試してみます!